毎日新生するログ

願わくば長く書き続けることになりますように。

雑文のブログ記事

雑文(ムラゴンブログ全体)
  • 雨が降る

    雨が 降る 傘を取り出す人 駅に走る人 雨が降る 足を止める人 視線を落とす人 雨が 降る 声をかける人 忘れられた 人 雨が降る 通り過ぎた人 思いを馳せる 人 雨が降る 優しく 暖かい人 膝を近づける 顔 雨が降る カフェインを流し込んでも 泥のように 重たく 疎ましい 自分の 頭蓋

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  • やなぎ

    頑なに立つ それで精一杯 荷物を背負い 雨の日も立つ それで 精一杯 明日は 作るもの それは 毎日呪文のように 唱えてやっと 信じかけてる もの 僕に 余裕なんて 何一つないよ 毎日が たたかいだよ だからこそ だからこそ 優しく あたたかく そんな人になろうと 毎日が たたかいだよ それでも ... 続きをみる

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  • 遥かな世界

    遠く 遥か 遠くに 行く そのためにすることは 明日になったら 明日を一日過ごすこと ある時振り返ると そこには道が おやすみなさい また明日が来るから おやすみなさい

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  • blind i loved

    あっという間 1日1日 何を選んで 何を見過ごして 何を語り 何を 端折る 誰を思い 誰を わすれ どこへ赴き どこを 捨て ばかやろう 僕は なんの力もないよ もっと強く 優しく やすらげるなにかに なりたい ぼくには ああ また ぼく 自分自分 そんなものに そんなものが なれるわけない

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  • 人間不定愁訴

    違和感 膨満 手のひらを返したように 想像 のいいところは おもいやり 気づけば 躁的な 憎悪 憎み 憎まれ 疲れる のなら 深く潜ることはもういい 透明な 無関心と 適度な イミテーション の 日々の泡のような 繋がり それでいいや 憎まれたり 悲しんだり そんなに エネルギーを ぶつけないでく... 続きをみる

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  • 俗にまみれる

    小さくて 卑しくて 惨めで 卑怯で それでも 今を生きることがしたい 人に必要とされたい 安心を求めることは 悪いことなのか がむしゃらに 進むほど 細くなる道を 進んでいる焦り 孤独 大丈夫 いていいんだよ その言葉だけを いつも 探してる

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  • my war

    燃焼するうちは 戦い 抗い 委ねる人 祈る人 生み出す人 僕は 「抗う人」 全力で うまれてきたかたち もし呼ぶなら 運命 それ 「抗う人」 でも それすらも もしかしたら 「運命」なのかもしれない また朝が来る 1日ずつ 忍ばせた 刃物を握りしめるように 目線はなにかを 警戒しながら 少し背中を... 続きをみる

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  • 何を見ていたか

    雪が 降らない 東京 雪の道 窓の外 雪の道を 歩く 晴れた日の雪 吹雪の帰り道 いまここで 今日、明日、昨日 そうか ずいぶん 色々我慢していたんだ 今の僕の 我慢とは まるで違う その我慢は 例えるなら 捕まえた虫を 握りつぶすような 心の痛み そうか 今日、明日、昨日の僕が どう見えるのかは... 続きをみる

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  • 揺られて

    揺られて 耳に 音があふれて 揺られて 窓に 顔が映り 揺られて 人を 思い出し 揺られて 運ばれて 降りた ここで 少し寒いから 背中を丸めて 明日に滑り込む

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  • Smiley

    ありがとう 僕には 余裕も 気遣いも 足りないことが多すぎて ありがとう 僕にできることは 明日も 明後日も 生きる どうか 幸せに どうか 笑顔で どうか 健康で ありがとう

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  • パツパツの朝は

    わかんねえ なんでか 明日は いま どうして あんたは どうですか やっぱり わかんねえですか じたばた あらがってますか なら僕も がんばります わかんねえけど それでいいと思う いまは きっと 明日も そう思わせてくれて ありがとう なにに? わかんねえ

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  • 穴の中(記憶)

    帰ろう(どこに?) 帰ろう(なぜ?) なぜって 明日のために(なぜ明日のために?) なぜって それが生きることだから (本当は) (本当は) そうしていれば 考えずに時間が過ぎていくから 忙しさで 誤魔化せるから

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  • 電車を待つ みんなバラバラの 家に帰る 待つ人がいたり なきゃ ないなりの そうだね なきゃ ないなりの ストーリー 僕の手の届く範囲のことすら ままならないんだ 小さな選択と 見失った行列と 途方もない わからなさと 探す 理由 いいわけ 原因 おやすみなさい それらすべて どうにもならない世界... 続きをみる

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  • 白い花

    白い花 僕にはそう見えている 世界にはどう見えているのかは わからないまま そういうもの そういうこと

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  • 生活の泡

    無理して 笑って 無理して 頷いて 無理して 立ち上がって 無理して 従って 無理して 憎んで 無理して 重なって 無理して 認めて 無理して 敗北して 空の下 自由なはずの 日々が 泡のように 現れては消えて ぼくたちは なにもので なにを 携え なにを のこすんだろう 指先が そわそわと ポケ... 続きをみる

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  • 瞬き

    手を叩く 目を閉じる 手を叩く 目を閉じる 笑う 笑って その時は 笑って また 元に戻る 瞬く 手を 叩いて 別のドアを開けて ひとりで 息を吐く

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  • creeper

    知りたい 知りたくない ほんとうは もう だいぶわかる みえない つめたい みえない ふり 知りたい 知りたくない 寂しい 背中 手 壁 後悔ばかり 知りたい 知りたくない ほんとうは もう ゆがみ

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  • よわきけもの

    身を固めるのは 欺瞞 弁護 威嚇 偽りの優しさが人を傷つける 身を固めるのは 欺瞞 弁護 威嚇 偽りの優しさが人を傷つける ぼくは この世でとてもよわき けもの

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  • set them free

    声を 発することなく 求めている 心の中では 毎日 切望している 届かない やりかたも もう 試すものがないほど 遠くに感じる 灰色は あの頃はまだ 色の一つだった 解放してくれよ 僕を 彼らを 彼女らを 灰色は あの頃はまだ 色の一つだった 解放してくれよ 僕を 彼女らを 彼らを たったひとつ ... 続きをみる

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  • I Don't wanna say goodbye

    息を してる 僕も 君も 君は 寝てる たばこが静かに流れを彩る 閉ざされていて 先が見えなくて 儚くて 切なくて 途方に暮れる 今は 息を してる 僕も 君も 僕に力があれば 何度も 思った でも今は 今は この時間を抱きしめよう 離れたくない 顔 今を しっかりと 噛みしめて 明日は 見えなく... 続きをみる

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  • 禍水

    はじまり おわり おわり はじまり 去って 現れ 去る 大きな流れが必然だとしても 受け入れて淡々と 時に狼狽しながらでも まわしていくとする いや そうなんだろう 長い目で見れば 僕には それを受け入れる器もなければ それでも明日を生きるだけの 未練も執着もない 臓物に料理を詰め込むために 臓物... 続きをみる

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  • 速度

    一歩が小さい そのぶん 早く 熟し 悟り 諦め 何を見てる そんなとこに居ないで ここに座りな まだ 僕はひとりじゃ生きていけないよ 雨の日は 眠れない夜は どうしたらいいかわからないよ まだ まだ ああ でも この世界を作ったのは自分だった 厳しく寒い 冬が来るね

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  • 有終

    すべては 終るためのカウントダウンが 始まった時から起きている 美しく去る そんなものは ない 醜く執着してくれ 汚して 散らかして 喚いて 悔やんで 命乞いもしろ 醜くすがるように いのちを見せてくれよ まだ もう少し

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  • 阿修羅

    一度道の途中 倒れたんだった そしてやっと 歩き始めたんだった 気がつくと 自分の足を進めることだけで 脳も体も ずくずくになっている 拾いたい心 命 守ってきたもの これから守りたいもの 足が動かない 起き上がって歩き始めたばかりなのを 忘れてた 何も守れない もっていたものも 並べたい肩も 今... 続きをみる

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  • ひと

    大切な人ほど 傷つけて すれ違い 失望したり されたりする それは ぼくにはとても 珍しいこと どっちでもいい なんでもいい そう思わないことがある それは 僕には 特別なこと だから 傷つけて 傷ついて 涙を流して 無情を呪い いとおしさに震える 傷つけてごめんね どうでもよくない そう思う あ... 続きをみる

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  • Nihilism

    近づいては 離れ(られ) 通わせては 逃げ(られ) 交わっては 放り投げ(られ) 地面を抱いている 涙と雨水と いくらかの 汚物に浸り 物思いにふけるたび 帰ってきたような気がする 我が家 なんてない ただ そんなような 心持ちは あるんだ 虚無の中の 煤けた 俗と 純粋の入り交じる そんなところ... 続きをみる

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  • 血の通う道

    どうか どうか わたし あなた てを きれいになるまで どれくらい くるしめば ひとのいたみは ぼくが あなたを あなたは ぼくを たいせつにするためには どれくらい くるしめば こころが しずかに だまる ひとつひとつ ふたをしていく ああ かみさま いきているわたしは あきらめることをつづける... 続きをみる

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  • お前の声は とても小さいから パンはおれが 盗んでくる お前の体は とても小さいから 自販機はおれが 壊す どこかへ行こう だから今は パンを盗むおれ 自販機を壊すおれ どうか目を閉じて 耳を塞いで おれをみないで そばにいてくれよ

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  • ニコ

    また 自転車 乗る練習してる 秋から 厳しい冬が来る 空き缶に 貯めてた 小銭 重くなるまで待てない また 自転車 乗る練習してる 無理して笑わなくていい 空き缶に貯めてた 小銭 貯まるまで 待てない 秋から 厳しい冬が来る その前に 一緒に ここから 出ていこうな バスに乗って とにかく遠くの ... 続きをみる

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  • 金脈

    「勝った」 「負けた」 「成功した」 「失敗した」 そのあいだにある 「克ちつづける」 歩く 歩く 「勝ち」 「負け」 「成功」 「失敗」 その間の 地味で静かな 「克ち続ける日々」 前を向く 目を開けるのが怖いならせめて 顔はあげておく 見なくても 目を背けたくても 顔は、さげない

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  • loss

    俺は俺の 美しいと思うものは はっきりと 知っている 作り出すには至らないが 知っている 美しいものは 「善きもの」とは限らないが それに 飲み込まれて 醜く浸って 惨めに垂れ流して 美しさに埋もれて 気が狂えばいいとも思う それくらい 美しいものは尊く 魅了する そんなもので満たされて 狂おしく... 続きをみる

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  • lost art

    迎えに来ないなら 自分から行けばいいと思った どこに? 帰る家がないなら 作ればいいと思った どこに? 望まれなかったとしても 居続ければ意味は生まれると思った どこに? もっといい 景色を 見たくて 見せたくて 一緒に行こうと言った 言いきかせた 言い続けた どこに? 見たことのない どこか い... 続きをみる

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  • ya

    晴れてるよって 泣いてたよな 雨に濡れたよって 泣いてたよな 飯がまずいねって 笑ってたよな 時々ふざけて 死んだふりしたりして 歌も歌ったりして どこか遠くの どうか しっかりとした 地面の上 どうぞ しっかり 生きなさい どうぞ しっかり 感じなさい ただ そこに いなさい もう それはもう ... 続きをみる

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  • poppy man

    靴を履く 金を払う 勤怠打刻 詰め込まれた朝飯 浅い睡眠 射精 贖罪 生存 瘡蓋 リボ払い 六本木 孤独 喫煙所 冷たい 遠い あたたかい 近い 暴力 我慢 性格 属性 本質 本音 欺瞞 体裁 黒 白 4K メジャー マイナー 鼓動 体温 ドラッグストア セックス アパレル 恋愛 雨 メトロ エナ... 続きをみる

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  • orange no LUX

    疲れたい 埋もれて 抱かれて ふらふら ふらふら 疲れたい 立ち止まると とても おそろしくおもえるから とても 立ち止まると とても 悲しくてしかたがないから いつも いつも 疲れていたい そして 疲れ果てたところで 抱かれたい

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  • lost is live

    かみしめるときもある 地に足をつけたような感じがして 確かにここにいる そう思うこともある なぜだろう それと同じか もっと早く てのひらからこぼれおちていくものたち 出会っても知らないふりをすることになる 別れや 出会いもある 確かに でも こぼれていくのは 毎日 毎日 感情も 時間も 言葉も ... 続きをみる

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  • bull

    遠くは 遠く 明日は そのうち たぶんは もしかしたら 約束は 期待 孤独は 透明 吐く息は ものがたり 隣には 読まない本 欲張りは 眠る 猿の目をした人は 宇宙に行く 後悔する人は 酒を飲み 待つ人は 親切だ 船を漕ぐ人は けわしい歌 甘えん坊は いい匂い 細い指と 焦げた草の匂い 帽子に隠し... 続きをみる

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  • クリスとセックスとプロザック

    赤裸々は 裏側のコンセントが抜いてある 恥ずかしさは 過電圧で消し飛んで 愛しいよ いや いやらしいよ いや いやしいよ でも とても美しいんだ 声も はだかの はだからしさも 平坦になるな 落ち着きを取り戻すな 今夜を生きれる 僕ら 今夜を生きれる 平坦になるな 落ち着きを取り戻すな とても 美... 続きをみる

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  • ミリオネア

    首を絞めてくれないか 助けてくれるなら 息をしてる方がよっぽど 息苦しい 脳を取り出して ブラシで洗っておくれ

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  • がんばる(正しい答え) おはよう(望ましい挨拶) 大丈夫?(暴力) わかるよ(セックス) ありがとう(暴力) 楽しい(望ましい反応) 成功(借りぐらし) ともだち(自慰) 家族(慰み) ひとりじゃない(うそつき) ほらみろ なんにもないただの うそのかたまりが 寝たり起きたり 働くふりをしたり ど... 続きをみる

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  • 燃える 人

    忘れたくない 思い出したくない 燃焼するからだは 疎ましく 真似事のしごと 真似事の料理 食べるふりをしたら 残り物を捨てる 燃焼するからだは 疎ましい 脳を 漂白したい 鼻につくほどの 漂白剤に浸して シーツほども やりなおせたら その時は 喜びや 興奮もいらない 静かに 水の中にいるように 静... 続きをみる

  • 小火

    尻の切れた言葉 間の抜けた疲れ とりとめのない 毎日 自分の足元 誰もが 主人公 おれは なんだっけ なんで こんなに急いでる 誰一人 笑顔になってやしないのに どこに向かってる 尻の切れた言葉 やたらといじめ抜くのは 靴底と 頭の中 だれひとり 笑顔になってやしないのに どこに急いで 行こうとし... 続きをみる

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  • 北風と、たくさんの愛しい

    北風から身を守ろうと きみはたくさんの鎧をまとって その重たさで 動けなくなった そして たった一人で 過ごしていた 僕は ただそこに現れて 君に近づいて 笑ったり けんかしたり 泣いたり 愛しいを 繰り返して 目の前のきみは 勇気を振り絞って 僕のために 殻を破り チケットを握りしめて 僕の目の... 続きをみる

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  • lie to me

    忙しさと その中の小さな不安で 大切なものを失わないようにしなければ 目の前のことに囚われて 僕の大好きな還るところ 大切にしたい 気づかせてくれた優しい人 ありがとう 明日も共に生きていこうね。 Where did you sleep last night 「マイガール、嘘をつかないでおくれ。昨... 続きをみる

  • 邂逅

    僕が抱きしめることが出来るのは 温度の届く あなた 心の中の ひとりぼっちのあなたを 抱きしめるのは 自分自身にしかできない 誰しもがそうなんだ 指先を離さないでいることは出来る 声を届かせることは出来る 心の中の 声を 抱きしめてあげるのは 自分自身にしかできないんだ かなしいね けれど その向... 続きをみる

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  • てから離れるものは さよならを言いたい てからこぼれていくものは さよならを言えない motion picture soundtrack cover 好きな曲を歌う 「たぶん君は狂ってる」 「たぶん君は狂ってる」 「生まれ変わったら会おうね」

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  • 海を思う

    取り除いて ほしいもの 取り除いて あげたいもの とっておきたいもの この手の中には ずいぶんいろんな とらわれが 握りしめられている 海を思う よく知りもしない土地の 海でもいいさ とにかく 海を思う なにかしら 全て脱ぎ捨てたら 燃やして ただそれと 海の暗さを じっと見ながら 夕方が終わって... 続きをみる

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  • ともだち

    なあ いつも 横にいるくせに ただ なにもせずに いるくせに 僕ばかりが 世話を焼いて 魅了されて 気がつけば人生の半分以上を 狂ってきたね 助けてもくれない 冷たい木製の電気 今夜はもう遅いから 明日なんだけど おまえがいないと 腕が無くなったかのように 途方に暮れるだろう ただの道具のくせに ... 続きをみる

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  • あたたかい羊

    どこでもない ところで 好きなものに囲まれて 大切なものを握りしめて こんな薄い毛布じゃなくて 確かなものを抱きしめて 一日の終わりに満たされて そんなふうに眠りたい あたたかい羊のように 優しい気持ちになりたい 孤独を歌い 刹那に詰め込んだ 煙と 押し殺した 言葉とは 程遠い あたたかい羊 目を... 続きをみる

  • pain gaves to me

    「人の気持ちなんてわからなくていいから、普通に生きて能天気に暮らしたかった」 「優しさなんていらないから、苦労を知らずに育ちたかった」 そんなことを何千回も思って生きてきた。 僕の痛みは今も続いています。 でも 終わりのない痛みとともに生きていくすべが 少しずつかたちを作り 痛みの質が 変わり始め... 続きをみる

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  • 小無限(胡麻たち)

    僕の あなたの人生 なんて 世界の中 理の中からしたら ほんの一瞬のなかの 胡麻よりも小さな 見えないくらいの1粒 なにをしても どうしても どこにいても 大した意味もないよ 理は進む ならば ちっちゃな ちいさーい世界の中で 僕は あなたは 完全に自由なんじゃないかな なんにも起こせない から ... 続きをみる

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  • それ

    「それ」をおそれている 「それ」から目を背けている 「それ」を蔑ろにしている 「それ」を恥じている 「それ」をひた隠しにしている ちょっと待って 「それ」にも名前も 心も 声も 命も あるんだ 「それ」なんて そんな言い方はやめてあげよう しっかり受け止めて できれば抱きしめて よく、頑張りました。

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  • ましら

    ほんとうは とてもさびしく ふあんで 知ってほしくて 知りたいのです そう言えれば どれだけ 誰もが 優しい顔になるか けれど 靴はきつく 席は狭く 空気はうすく つま先が それぞれ 別のドアに帰る やさしさ 不器用で大切で いつも足りないもの やさしさ だから 人が好きだ

  • 幸せな人(たち)

    僕には僕の幸せが レールのように敷かれている 誰かには誰かの幸せが レールのように敷かれている そのレールの上に 誰かを思い浮かべて 進むことは素晴らしいこと ただ 誰かを自分の幸せのレールに 乗せないと幸せになれない 不安で仕方がない それは 少し違う ひとりひとりが 自分の幸せを追い求める そ... 続きをみる

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  • like a drug

    keep Calm fever no I got no fever keep calm hate see let you know love you I nevermind whatever you are hang onto yourself hang onto yourself missed ... 続きをみる

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  • loud

    基本 どこもかしこも クソで 僕も 誰かも 大したことない ほんと どうしょうもない けど ほんとに ささいなことが 気になって 惑ったり 喜んだり 余裕のない 毎日が どうしょうもない心が 愛おしい そんなもん そんなもん クソが散りばめられて どうしようもなく 愛おしい

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  • close

    近くて 遠い 音と「声と」温度 遠くて 近い 音と「声と」温度 僕はなんて 無力 遠くに 近くに 何が出来るっていうんだ

  • ash

    永遠はないこと うちにこいつが来た時からの 約束だった こいつが先に死ぬのは 摂理 責任でもある お前はもう、どんどん先に歳をとって 見てもわからないけどだいぶ 疲れてるのかもしれないね 気づけば親といた期間より長く 僕の横にいつもいてくれたね お前だけはあの頃から 高校生の日から 今まで横に居続... 続きをみる

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  • ねごと言わぬしごと

    労働 じゃなくて おしごと 教えてもらった 僕は変わったなあ おしごと は とても楽しいもん

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  • 視界

    心地のいい 目眩もある 心地のいい 火花も散る 心地のいい もどかしさもある そう思える時も 確かにある 表と裏は 同じ 同じ素材で出来ている

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  • done

    なにをするわけではないけど 飯を食い なにをするわけではないけど 働き なにをするわけではないけど 眠り なにをするわけではないけど 涙を流し なにをするわけではないけど なにかに焦がれ なにをするわけではないけど 振り返り なにをするわけではないけど 確かめて なにをするわけではないけど 寄り添... 続きをみる

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  • 燈籠

    我慢して 我慢して おとなになって 惑い 間違い 生き直す なんのために? とっくに 味もしないじゃないか

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  • 脳から 取り出して 洗って 漂白して 生まれ変われるとして 神様は 信じていない 約束を守らないから 理不尽なことや 残酷なことに 意味があるとしたら 僕はそんな世界 放棄して 静かに停止したい

  • 呼吸 吸気 吐吸

    吐く息 寂しい と 言葉にすると 5センチ先で 消えてしまうのに 心の中の 深いところには ずっと 長いこと 棲みつく 海の生臭さ 気の生きてる匂い 生き物の匂い 僕は随分 鈍麻して 箱の中で 無駄に着飾って 随分奥に 心をしまって いるんだなあ 芽吹き 息を吹き返すまで 意識をしっかり 種よ 芽... 続きをみる

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  • 赤餓鬼

    鼻の奥が臭い 20年以上前のにおいが 今も僕を悩ませる 6歳で父親にフェラチオしてた僕の口が それらしく優しい言葉を吐く 気味が悪い 気持ちが悪い 楽になりたい どこにいけばいいの

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  • dirt

    穢れた行為 穢れた性器と 穢れた精子 まみれたぼくは 卑しい体 卑しい子供 楽になりたい どこにいても 楽にならない 誰が望んで 僕は生まれてきた

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  • 案山子

    僕はなんでこんな人間に なってしまったんだろう 壊れるなら もっとちゃんと壊れてくれればよかったのに お父さんは生きてるのかな 今何歳なのかも わからない

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  • うみおとされ

    球根 あるのかないのか 球根 伸びた うみ おとされ 膿み おとされ なにをすればいい なにを見て なにを願って どこで 擦れて 誰と すれ違い 汚く綺麗に 寄り添って 地面を抱きしめて あるのかないのかわからない 答えに惑い 吠えて 嫌い 嫌われ どうすればいい 思い出は 捨てては拾い 投げては... 続きをみる

  • 雨切草

    忘れちゃったの 忘れた日なんて一度もないよ 囚われてるの 籠から出た日なんて一度もないよ 後悔してるの そこに立ち止まって離れられないよ でも 行き先を間違えないように いま 一生懸命選んでいるよ 電車の色を 旅の荷物を 並べる肩を 流す涙を 差し出す こころを 一生懸命選んでいるよ 後悔してるの... 続きをみる

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  • 空気

    空気 いくら力を込めて 祈りを込めて 想いをのせて 繰り返し 繰り返し 届かない空気 幸せになりたい 幸せを願います 僕達の 人の 祈りを込めても 空気はどこにも届かない

  • 湿度

    切ない ていう言葉は 何を切り裂いているんだろう 寂しい ていう言葉は どこに置いていかれたんだろう たくさんの言葉を積み重ねても ほんの ほんの 2秒 触れることに かなわない 手を伸ばしても 指先が 空気を 切るだけ 切ない ていう言葉が 空気を 切るだけ

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  • 本丸

    カウンセリングもだいぶ 深くなってきた いろんな角度から僕のことをみて 家族をとらえ 今日はついに 父親との間の「事実」 その「詳細」 そして 「その事の意味」 帰ってから ずっと頭痛と 謎の武者震い 薬も限界まで飲み 落ち着かず 腹も減らず 何かしなくては 心理士さんから電話がきた 心配してくれ... 続きをみる

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  • 間借り人 離人症

    映画の世界みたいな 中を生きる 思い出せないくらい前から そんな世界 自分を見る自分 自分を 間借りする 自分 模型のような世界 人形みたいな人間 これからも たぶん それは 残るだろう でも 触れて 味わって 嗅いで 聞いて 確かめて 愛でて 憎んで この世界に 重さを 感じよう 間借り人は 居... 続きをみる

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  • 一緒

    今まで僕は 「一緒だよ」なんて そんなものないと思っていた いなくなるくせに 裏切るくせに 離れていくくせに 僕の孤独を知らないくせに 違うんだ 「一緒だよ」叶わなかったのは 僕が 信じていなかったんだ 僕だった。 信じられなかったのは ごめんね もう、今からは変わろうと思う 「一緒だよ」 ありが... 続きをみる

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  • beans

    うまれてきて ここにいるのは これからなにを だれと はじめからなかったものを 作れるはずもなく 僕は 所有はされていたけど 誰かの子ではなく そんな僕が だれかと あたらしく なにか 居場所を作れるはずもない わからないこと 父親てなんだ 母親てなんだ 子供てどうしてる これから 命が終わるまで... 続きをみる

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  • don't explain

    コントロール 失う 流れに身を任せる ということ それも できない 停滞もない 進展もない 少しの変化は 波のうねりのような 気分の上がり下がり 気がつけば ザラザラして じんわりと 焦りが じんわりと 怒りと じんわりと かなしみが 柳のような人 僕は 夢見たかもしれない 冷たく 重い 黒い 岩... 続きをみる

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  • flags

    どれだけ長いこと 横たわって ああでもない こうでもない これじゃない ここじゃない ずいぶん長いこと 時間をやり過ごして 靴だけはいつも綺麗に いつでも 準備は出来てる なのにまた 天井を見ながら 今日も ないもの探し 失った ものばかり数えてる

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  • whatever you are

    捨てる人 拾う人 ただ 嘆く人 怒りの中 かなしみの中 記憶の奥 記録の数 追憶のカス 僕は 待つ人 こがれる人 渇望の人 あなたがなんであれ 僕は 焦がれ そして 時に 拾い上げ なにかしら 生まれる 僕は時に 捨てるかもしれない その時は 静かに 誰かが拾い上げてくれたら そんなことを思う

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  • oxycodone

    脳よ 眠れ 騒がしく 無漂白 な脳 痛みを 鎮めて 脳よ 眠れ 騒ががしく 無漂白な 脳 繰り返して すり減って 途方に暮れて 朝になると できるふりをする おはようございますの陰で 本当は何も終わっていない 一日 思考 感情 漂白剤 記憶の管理タグを ちぎって 投げ捨てたい ばかやろう 脳 記録... 続きをみる

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  • lullaby and hit the ground & streets I hold

    数え切れない夜 長い夜 暗い部屋 深呼吸の呪文 リラックス という 都市伝説 かなしみ という 慰み 怒りという 自己憐憫 絶望 という 逃避 子守唄 という 狂気 積み上がる SNRI おやすみ ドーパミン おやすみ セロトニン 暗い部屋は そこの抜けた ボトルみたいに むなしく ふざけてる 孤... 続きをみる

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  • インナーチャイルド

    カウンセリングでは最近 僕と あの時の 孤独と我慢と絶望の僕 34歳児と 6歳児 それぞれを少し切り離し 34歳児が 6歳児を見つめて 34歳児が 6歳の頃の「殺した心」 を吐き出し 感じている。 少しずつ僕は 6歳児と34歳児を別の人に 感じれるように。 今日 僕は 6歳児が1人、帰路につく道で... 続きをみる

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  • 心理療法 深く潜る 感情

    土曜はカウンセリング。 これから生きていくための。 そして、最近の不調の原因でもある 「3ヶ月で過去の問題を集中して取り組む間、心は不安定になる」 そう言われていたから 覚悟はしてた。 想像以上に 揺れる まるでボーダーだった頃のよう。 鏡を見る 自分の情けない顔に 大丈夫、と言う 大丈夫。 大丈... 続きをみる

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  • 生き欲

    ザラザラ 絶望 でも 食べようと 寝ようと 誰かと繋がろうと 世に出ていこうと 笑おうと 進もうと している 生きている いや 生きたいんだ それから目を背けるな 僕は 生きていたくて こうしてる 辛くても 生きていたいんだろ そこから 目をそらすな 生きる 欲がある 生きる だから かっこわるく... 続きをみる

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  • キツツキ

    口笛は吹けるか 靴の砂は落としたか いただきます て 言うのはいつ とても 寂しい 一人で作る世界に 帰る時はいつも とても 寂しい 音楽と 長い夜と たばこ 音楽と 電車が終わる 一人で作る世界に 帰る時はいつも とても 寂しい 口笛は吹けるか 靴の砂は 落としたか 僕はいつまで 目的もわからな... 続きをみる

  • working class hero

    不自由の中 小さな自由に囲まれて 愛憎 金 地位 立場 体裁 欲 理性 道徳 不自由な中 自由を握りしめて 靴を履く 狭い世界の 小さな玄関で こぶしを少し 握りながら 少し汗を かきながら working class hero(John Lenon)のカヴァー 労働階級のヒーローは 何にでもなれ... 続きをみる

  • 人生に もし なんて 存在しない 起こったことは変わらない わかってる 大事なのは過去より明日 わかってる 脳を欺けたらどんなにいいか 感情を買えたらどんなにいいか 無様に 這いつくばりながら すり減らし 時を稼ぐ

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  • next 15step

    もし があって 次の人生というものがあれば そんなところにいないで 強がりも嘘も 言わないで 一日中 包まれていたい ただ 何も考えずに 静かで あたたかい 目を閉じると黒

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  • さようなら悲しみ

    僕の中の かなしみは消えることはないだろう むなしさも消えることはないだろう だから でも 口にだそう あえて 靴の先を見て歩かないために かなしみに さようなら むなしさよ さようなら そして 飯を食い 人と生きて 死ぬ時が来たら 静かに死のう 今日はなにをする? どこへ行く? かなしみよ さよ... 続きをみる

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  • tight

    色褪せてもいいから 繰り返して 繰り返して 夢中になれるうちに 繰り返して 揺さぶり振り切り 繰り返して 明日に転がり込んだら 起きて首をゴキ と鳴らして すり減る靴と 朝飯を カーテンを開けると 少しだけ やっぱ なんでもない ブラブラ ブラブラ 聞こえてるから ちゃんと

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  • さようなら まぼろし 見たとしても そこにいろ もう 自分の足は 自分の行き先にしか 向かせない

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  • Alice insane

    どうしてそうなんだろうな でも どこかが嘘なのかな そんなふうに思えるくらい どうしてそうなんだろうな 握りしめて 逃げ出そう て 言うことも出来ない 詰める荷物ばかり多くて 胸には何も無いから どうしてそうなんだろうな 感じたことは そんなに 綺麗なものを見てるフリ してても いつか壊れるよ ど... 続きをみる

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  • カカ

    夏だ 夏だと思わないと 夏は来ないんだな 夏だなと 思うよ 今 電車の中 ヤシの実より大きめの頭が みんなうつむいてる 目を合わせないように でも知ってんだよ みんな寂しんだよね おれだけじゃない みんな怖いんだよな おれだけじゃない なんにももたないほうがいい 一旦な 今は そう思うよ 本当に

  • 目を閉じると どこまでも 終わりがなく 少し怖くて 楽しい黒 数でも数えてみる でも時間だから 目を開ける ほら こんなにもつまらない 下手くそな塗り絵よりつまらない ずっと目を閉じてようか いや それはだめだから あとちょっとだけ 隠れていよう 夕方には 帰るって決めとくから

  • 口渇

    渇く 人といると渇く 人の中にいると 渇く 誰とも会話しないと 黙っていると渇く 渇く 肉と肉が重ならないと 出し惜しみの八つ当たりがないと渇く 渇く 言い訳となれ合いばかりで きたないキレイがないと渇く 渇く 挨拶ばかりで 慰めて慰められて 血も流れないし 絶頂も 生じろい尻も ないと渇く 支離... 続きをみる

  • 動かず

    動かないこと 動かさないこと いま そうしていること それは 動くために 動く時のために 動かないこと 動かさないこと 大丈夫 と ゆっくり弓を引く

  • 造夏

    夏は 踊ればいい ひとつ ふたつと 散らかせばいい 夏は 焦がれればいい ひとつ ふたつと 焦ればいい 夏は 病めばいい ひとつ ふたつと 恨めばいい 夏は 泣けばいい ひとつ ふたつと 吐露すればいい 水がぬるくて 人 熱気おびて

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  • na-i

    食べたいものは? いきたいとこは? したいことは? すきなひとは? ほしいものは? ない ひとつあるとしたら 時間を先に飛ばしたい おれは 冷凍庫の置くで忘れられた ほうれん草 乾いて 冷たくなってる 猿たちは天国に おれは カサカサの皮膚を 置きっぱなしにしながら 不幸自慢する 残念な人

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  • no lie

    死ぬ直前に 腕時計を外すなんて 馬鹿げてる だから 冷たい人間が ひと時 それらしく パントマイム それらしく なぞって 泣いたり 怒ったり 僕には そう見える ぼくは 冷たい人間ですか いや 人間ですか 棒のような体が 工事の音を聞いてる

  • 餓鬼

    暴力 セックス 感情 脳 自分 他人 社会 普通 異常 暴力 セックス 感情 脳 心 脳 自分 他人 社会 普通 異常 脳 心 感情 脳 惰性 嘘 脳 セックス 暴力 他人 嘘 自分

  • Saturday

    金曜日の子供 なにをもって どこからきて どこへ行くのだろう なにをみて だれといて なにを望んで 最後のときに なにを言うの ぼくは なにが望みなんだろ どこにだっていける いきたいところは あるのかな

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