毎日新生するログ

願わくば長く書き続けることになりますように。

禍水

はじまり おわり

おわり はじまり


去って 現れ

去る


大きな流れが必然だとしても


受け入れて淡々と

時に狼狽しながらでも


まわしていくとする


いや


そうなんだろう 長い目で見れば


僕には


それを受け入れる器もなければ


それでも明日を生きるだけの


未練も執着もない


臓物に料理を詰め込むために


臓物に着せ替えをするために


寝て起きて 生き生きとした振りをする


それでも明日を生きるだけの


未練も執着もない


つめたい


つめたい朝


すべて投げ出して


逃げてしまいたい


最後まで


見たくない映画をみせられているような


終わりのあるものの中で生きる


自分以外のすべてのものの


終わりが恐ろしい

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