鼻の奥の 記憶 春の雨の におい いらだち 高揚 漠然とした 不安 刹那 出来ない約束と 優しさの嘘 大人になること 欺かれたまま 目を閉じて 明日へ送る それでもいい ないよりはと 欺かれたまま 目を閉じて 明日へ送る 大人になること
2018年5月のブログ記事
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うでを さわっても 他人の腕 ここじゃない だれ どこにもない 穴が 風の音
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飲み屋の二階 コンビニの前 トイレの渦 汗 唾液 擦り切れそうな 靴 ドラッグストア の 値札 イングリッシュマフィン ストレージ バッテリー 脳の クラウドサービス 子供 動く歩道 インポテンツ ノンシリコン 禁煙席 相席屋 暴力 陰毛 らせん 夢 ビザール すべて 投げ出して すべて 吸い込ん... 続きをみる
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忘れてしまいそうになること 日々の泡の中に 埋もれてしまいそうなこと 全部 見ている きっと それを忘れているくらいが ちょうどいい 見つめている 蜘蛛たちを 忘れて 踊り くるくる まわれ 日々の 泡の中で
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人は 発光することがある 美しい 輝き 人の それに 惹かれ そんな人に 焦がれることがある 生きていると 人は人に惹かれていく その 輝きに惹かれたのに その光が 別の誰かを 照らしていると 体を焼かれているように 狂おしい 人間の 僕の 「嫉妬」 醜く 惨めで 純粋な気持ち 嫉妬
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生まれたいと 願ってない ただそこに うまれ そこに いるしかなく 神様なんていない
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もう1回 それが できることがらならば 大丈夫 また、明日 だめなら 明後日 一年後 もう1回 それが できることがらならば 大丈夫。
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絶対に、こうあらねば そんなもの、よく考えると とても少ない ダメなら、止まればいい いやなら逃げればいい 辛いなら、休めばいい 他の道もあるさ そう思うと不思議 目の前にあるものは なんだ その程度のことで 考え込んで さあ、思ったより 自由だ。
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なにかをはじめる ひと 朝日を 待つ くらやみの ひと ひとまず 眠るといい 眠れない時もある 長い夜は 未来も 過去も 永遠のように長く感じる そんな 夜に 流れていたらいいような そんなものに ふれること どこかで 今も どこかで 明日も もしかしたら ここにも もしかしたら そこにも
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don't wanna say goodbye if I could just like you don't wanna hate myself Just like you
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たくさんの 出来事の中の多くは 受け入れるべき ことがらで そこに ある形には 抗えない それでも 人は いや僕は 周りを見て グレーが まだ 色のひとつだった頃 見るものに 心が動かされること 止まった絵が 瑞々しく 動き出すこと 受け入れるべき ことがらで そこに あるものは ただそこに 僕は... 続きをみる
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声のない声 とどく 話さないこと なげて 僕は おもう それだけだとしても 僕は おもう ゆたかに なんども
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言わなくても わかる なんとなく わかる そんなことが あるよ 言わなくても いい ただ だまって 時間を過ごせばいい そんなことが あるよ
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感じっぱなし やり場のない でも 自分のことだから それは 水中のように苦しい
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うすい うすい 細い 細い せつない せつない 生々しいのは 自分の吐く息だけ うすい うすい 細い 細い さびしい さびしい 生々しいのは 今日の 疲れと 赤い痛みだけ