毎日新生するログ

願わくば長く書き続けることになりますように。

how nice to be a

もしおれがまちがえて どうしようもなく


落ち込んでいたら


小さくちぎって 風の強い日に


遠くに投げてほしい


フラフラ どこかで


地面を抱きしめて


春には 控えめな 花も咲くんだろう


ふらふらどこかで


気持ちは 狂おしく


夏には むせかえるほどの


命が あふれるんだろう


ふらふら どこかで


秋には 穏やかにさびしく


深まる人たちを囲むんだろう


ふらふらどこかで


冬には つま先を見て


だから 少しだけ 触れるんだろう


どこかで 新しいものが うまれおちて


どこかで 優しい終わりが来て


どこかで 命の匂いが 沸き立つごとに


おれは 横で静かに


枝に絡まる 空気のように


穏やかな気持ちで そこにいたいよ

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