認知行動
強い飲酒欲求。
はじめて、くらい強い。
強かった、さっきまで。
むしろ、楽しい気分で、帰りの電車に乗るために1人で駅に歩いていて突然。
理由なく、前触れなく起こるというのは本当なんだな。
または、なんとなく楽しくて、そんな気分で断酒も順調な今だからこそ、夜の繁華街で
起こるべくして起こったのかもしれない。
今回は気持ちにゆとりが少しあったので
「分析」してみた。
落ち着かない感じ、酒のことを考える、酒を飲んでいる人がやたら目に入る。
なるほどこういう感じか。
「認知行動療法」
デイケアでやってる。
電車で、1人心の中で「プログラム」やってみた。
飲みたいのは何故か。
「依存症の症状」「断酒初期だから」理由をたくさんあげる。
次に、「今飲んだらどうなるか」
考える
「止まらない飲酒」「耐性の低下ですぐに酔う」「無事だとしても次の日死にたくなるほどの自己嫌悪」「断酒仲間に対して申し訳ない」「彼女の信頼を裏切る」「自己肯定の終わり」
どうすれば「飲みたい」から抜けられるか
考えた。
「欲求を抱きしめない」Twitterに連投して、今飲酒欲求が強いことを書いた。
「彼女とLINE」この人を裏切りたくない、という気持ちの意図的な強化をした。
「家に着いてすぐものを食う」
HALTの法則、Hの空腹を消した。
飲酒欲求は、突然襲ってくる。
しかもかなり強烈に。
でも
「備え」「繋がり」
コントロール障害、飲酒を出来ない僕達は
欲求に従っては幸せにならない。
でも絶望することもない。
「知識」
「経験」
「少しの心の訓練」
「理解者との繋がり」
いくらでも対策は打てる。
大丈夫、望めば
「酒の土俵」から降りて
生きていける。
いい経験になった。
それと正直、ほっとしたのも事実。
毎日していることが
間違いじゃない、そう思えて
少し自信がついた。